Webディレクターの仕事の流れ
打ち合わせ
得意先の意向を把握し、ご要望に添えるものを制作するためにしっかりとヒアリングをしていきます。制作前の打ち合わせの段階でお互いの認識がずれてしまうと制作が進まなくなってしまうため、この工程は大切であり、難しさを感じる部分です。
齟齬をなくすために打ち合わせ中は議事録をとり、社内での認識合わせも欠かせません。得意先・社内としっかりと認識を合わせ、デザインの方向性や更新内容の確認をして、施策のゴールを定めていきます。
スケジュール・見積作成
打ち合わせした内容をもとに、スケジュールと見積を作成していきます。
スケジュールは、公開日から必要な日数を逆算して、オリエンから構成、デザイン、実装、社内プレビューアップ、納品・公開までの流れをスプレッドシートなどを用いてひと目でわかるよう作成します。作業者の日数や、得意先確認の日数を確保できるようバッファ(時間的なゆとり)を持たせながら気をつけて作成しております。
見積は、制作に着手する前に概算見積をお出しし、得意先に内容と金額の合意をとります。
弊社では、当初の想定から変更があるたびに、見積を更新していき案件終了時に最終見積をお出しします。
社内の体制確保
案件が動き出すことが決まったら、社内でアサイン(仕事を割り当てる)するメンバーを探し、社内の体制を確保します。案件の詳細・作業内容・スケジュールをきちんと伝え、メンバーの稼働を抑えてもらえるようにします。
構成作成・作業振り出し
デザイナーやコーダーの方が構成書を見て、サイトの構造や更新内容がわかるように構成を作成していきます。また、得意先確認事項や不足情報の洗い出しも同時に行い、漏れがないように最終確認をします。
作成した構成書をもとに、再び得意先と打ち合わせをしてFIX(確定)させていきます。
構成書が完成したら、いよいよデザインや実装に取り掛かっていきます。
作業内容を示した構成書などの資料やスケジュールを添えてデザイナーやコーダーの方に振り出します。スケジュールが遅れないように、制作期間中も進捗を確認します。
デザイン・プレビューチェック
その後、制作物が上がってきたら、指示通りに作成されているかチェックをし、修正が必要な箇所があった場合は修正依頼を行います。このようにして完成形へと進めていきます。
プレビューチェックでは、様々なブラウザ・デバイスで検証を行い、正しく表示されているか、表示崩れはないかを確認していきます。
OKな状態になったら、得意先にプレビューを展開します。何度も得意先から修正依頼がないように、社内確認は徹底します。
その後FIX(確定)したら、公開に向けて動きます。
公開後チェック
公開されたらメンバーで公開チェックを行います。プレビューチェックと同様に、正しく公開されているかチェックをします。無事に公開されていることが確認でき、得意先に報告をしたらサイト公開完了です!